メンズ脱毛におすすめの最強人気サロン・クリニック一覧 ※部位毎の相場アリ
「シェービングローションだけでは乾燥が気になる」「最近シミやたるみが気になり始めた」など、男性がスキンケアに目覚めるタイミングは人それぞれです。
しかし、メンズスキンケアはどうすればいいのか分からない人や、化粧品ブランドが多くどれを選べばいいのか分からないと困っている人も多いかと思います。
そこで今回は、正しいメンズスキンケアの基礎知識、メンズスキンケア化粧品の選び方、メンズスキンケア化粧品の使い方を分かりやすくまとめました。
正しい知識を身につけて、トラブル知らずの健康な肌を目指しましょう。
目次
メンズスキンケアの基礎知識
私たちの肌は常に刺激にさらされているので、正しい知識を持って、スキンケアをしなくてはいけません。
健康で清潔感のある肌を手に入れるためには、男性の肌質の特徴を理解し、何がどうして必要なのかを理解しましょう。
男性の肌とスキンケア
スキンケアと聞くと、見た目にこだわる男性が行うものというイメージがありますが、それは間違い。スキンケアは、すべての男性に必要なのです。
- 皮脂量は多いが、肌内部の水分量が少ない
- シェービングなどで、日常的に肌が刺激を受けている
- 紫外線や外気などのダメージ
などの要因によって、男性の肌は、常に内外からの乾燥やダメージにさらされています。
男性ホルモンは皮脂分泌と深く関わりがあります。一般的に男性は女性よりも皮脂が多く出るため、べたつきやすい体質です。
また、肌内部の水分量が少ない傾向があるので、紫外線やエアコン、外気などの刺激によってインナードライ状態になりやすいのです。
シェービングローションでケアをしていても、保湿効果が物足りなければ、肌の水分量が増えることはありません。また、日焼け止めやファンデーションで肌を守ることがない男性の肌は、女性よりも乾燥しやすくなっているのです。
このようなことからも、男性のスキンケアに必要なのは、皮脂をコントロールしながら保湿をし、肌内部の水分量を適切な状態にすることなのです。
基本のスキンケアに必要なもの
基本のスキンケアは、洗顔・化粧水・乳液の3ステップです。それぞれのアイテムは、肌に対する働きが違うので、まずはしっかり理解しましょう。
洗顔石鹸
肌は1日中、ホコリや排気ガスなどにさらされ、汚れやすくなっています。
そこに、汗や皮脂、ファンデーションなどが重なると、雑菌が繁殖しやすくなります。
これらの汚れをきちんと落としてから化粧品を使わなければ、汚れを肌に塗りつけているのと同じなので、化粧品が肌内部に浸透しません。
洗顔には、肌の汚れを落として雑菌の繁殖を防ぐと同時に、化粧水や乳液を浸透しやすくする効果もあります。
就寝中にも皮脂や汗の汚れは付着するので、洗顔は朝と晩に2回行うようにしましょう。
化粧水
化粧水は、洗顔後の肌に潤いを与えると同時に、乳液やクリームなどの成分が肌内部に浸透しやすくなるように整える役目があります。
ですから、化粧水はケチらずに肌がやわらかくなるくらいまでたっぷりと使わなければなりません。
特に男性は、女性よりも肌の水分量が少ないので、保湿効果の高い化粧水が必要です。肌の奥まで水分を届けることで、皮脂と水分のバランスが均等になりべたつきがおさまります。
高保湿の化粧水を使っても、肌が乾燥している人や部分的なカサつきが気になる人は、化粧水の後に保湿美容液を使いましょう。
乳液
男性の多くが、洗顔と化粧水でスキンケアを終わらせているようですが、男性こそ乳液はしっかり使うべきです。
乳液は、化粧水で肌内部に浸透した水分を閉じ込め蒸発しないようにフタをする役目があります。油分や保湿成分が含まれているので、乾燥した肌に浸透し、ふっくらさせる効果もあります。
男性用乳液は保湿効果が高く、油分が控えめに作られています。乳液をつけると肌がべたつくからと使わない人もいますが、乾燥をケアして保湿するには乳液が必要です。
失敗しないメンズスキンケアの選び方
肌に必要な化粧品がわかったところで、どのような商品を選べばいいのかを解説します。
洗顔料はマイルドな洗いあがりのもの
べたつくからといって洗浄力の高い洗顔料を使えばいいわけではありません。
洗顔料は、泡立てた泡がクッションとなり、肌に刺激を与えることなく汚れを落とせます。洗顔料の泡立ちの元となるのが界面活性剤です。
界面活性剤は洗浄成分として汚れを落とすだけでなく、水と油を乳化させる力があります。
この界面活性剤を長時間肌につけていたり、洗浄力の高い界面活性剤入りの洗顔料を使い続けることにより、肌の皮脂を奪いすぎてしまい乾燥が進みます。
それだけでなく、すすぎが不十分で肌に洗い残しがあると、界面活性剤の刺激を受けることになり肌荒れを起こしてしまいます。
洗顔料は、洗浄力がマイルドで、汚れや余分な皮脂のみを洗い流すものを選びましょう。
敏感肌の人は、香料や着色料、アルコールやパラべンなどの添加物が含まれていないかを確認してください。
化粧水は高保湿で肌をやわらかく
化粧水は、肌に水分を与え皮脂分泌を整える役割があります。肌のバリア機能を正常化させる為にも化粧水はしっかり使うことが大切です。
男性の肌内部は乾燥しやすいので、保湿力が高く肌になじみやすい成分が含まれているものを選びましょう。
配合されている成分によって保湿力の高さは違いますが、代表的な保湿成分の中でも、特にセラミド配合の化粧水をおすすめします。
セラミドは角層細胞間のすき間を満たし、肌をふっくらと持ち上げる働きをします。セラミドが不足すると、肌のバリア機能が低下し乾燥肌になりやすく、肌荒れなどが起きやすくなります。
セラミドに加え、ヒアルロン酸やアミノ酸、コラーゲンなどが含まれていれば、より高い保湿効果を期待できます。
乳液は保湿成分の多いものを選ぼう
べたつくのが嫌で、化粧水だけでケアを終わらせてしまう男性も多いのですが、化粧水で浸透した水分は、油分や保湿成分で蓋をして逃さないようにしなくてはいけません。
男性の肌は皮脂の分泌量が多いため、保湿成分が多く油分は少なめの乳液を選びましょう。女性用の乳液には油分が多く含まれているので、男性が使うとべたついてしまいます。
必ず男性用の乳液を使ってしっかりと肌に水分を閉じ込めましょう。
忙しい・時間をかけたくないならオールインワン
スキンケアは時間をかけてじっくりと肌に浸透させることで効果を発揮しますが、化粧水と乳液など、いくつも使うのは面倒くさいという人はオールインワン化粧品をおすすめします。
化粧水・美容液・乳液の役割を1本にまとめた化粧品で、トータルスキンケアと同じような効果を短時間で得られるメリットがあります。
それだけでなく、肌に刺激を与える時間や回数も少ないので、敏感肌の人や肌荒れしている時に便利といったメリットもあります。
ただ、便利な分、それぞれを重ね付けするよりも、1つ1つの化粧品としての効果が弱いといったデメリットもあるので注意が必要です。
オールインワン化粧品についてもっと知りたい方は、「市販のメンズオールインワン化粧水おすすめ10選【これ1本で完璧!】」で詳しく解説しているのでご覧ください。
手間なく1本でトータルケアができるので、これからスキンケアを始めようと思っている人におすすめな化粧品です。
メンズスキンケアの順番と正しい手順
ここからはメンズスキンケアの正しい順番と手順を紹介します。
洗顔料の使い方
洗顔料は充分に泡立てて使います。泡立てる肌への摩擦も少なく、汚れが落ちやすくなります。
洗顔料には固形石鹸、フォームタイプ、ホイップタイプなどの種類があります。使用感の好みや肌に合わせて選びましょう。
- 洗顔料を泡立てる前に、ぬるま湯で顔を軽く洗います、その後洗顔料を泡立てていきますが、うまく泡立たない場合には泡立てネットを使いましょう。
- 泡立ったら、顔を包み込むように泡を乗せていきます。皮脂が多い額、小鼻から頬、目もと・口もとに泡をやさしくのばしていきます。最後に口周りや顎に泡を乗せましょう。
- 全体を泡で優しく洗ったら、ぬるま湯で泡を落としていきます。ゴシゴシこすらずに、泡を丁寧に落とすようにしましょう。顎周りは、洗顔料が残りやすいので、手でぬるま湯をあてるようにして仕上げます。
- 洗顔が終わったら、水分をタオルで押さえるようにとりましょう。
化粧水の使い方
化粧水は洗顔後、できるだけ早く肌につけましょう。乾燥しやすい頬や口もと、目もとから順に適量をなじませましょう。
乾燥が気になる、かさついている部位には重ね付けが有効です。
つけすぎは肌内部の水分が蒸発しやすくなるので、要注意。手の平で肌を触ってしっとり感を感じられたら保湿されたサインです。
乳液の使い方
乳液は、基本的に1円玉程度が適量です。ただし、商品によって推奨量が異なるので、必ず説明書きを読んで、適量を把握しましょう。手に取ったら、化粧水と同じように乾燥が気になる頬、口周り、目もとになじませます。
テカリが気になる鼻や額は、手に残っている少量でも十分。乾燥が気になる部位に重ね付けしたら、皮脂が多い部位はつけなくても大丈夫ですよ。
肌になじんだら、ハンドプレスで肌表面にフタをするようにしっかり押さえれば、スキンケアは終了です。
つけすぎたかなと思ったら、ティッシュで軽く押さえて油分を調整しましょう。
メンズスキンケアによくある疑問Q&A
初めてスキンケア化粧品を使う人や、使っている化粧品を替えたいけれど自分にあう化粧品の選び方がわからない人もいますよね?そんな疑問をまとめてみました。
化粧品は同じブランドで揃えた方がいい?
どうしても同じブランドで揃える必要はありませんが、成分のバランスを考えるのであれば揃えて使う方がよいでしょう。
また、お試しセットや試供品があれば、一度試してから自分の肌に合うものを選ぶのがベターです。
デパコスのようにコスメカウンターで購入するのであれば、美容部員にアドバイスを聞くと、自分の肌に合った商品を探せます。
季節によって肌の調子が変わることもあり、年齢と共に乾燥もしやすくなります。肌の調子は毎日チェックして、基礎化粧品を選びましょう。
男性が女性用化粧品を使ってもOK?
女性用の化粧品は保湿力や美容成分が豊富ですので、男性が使っても同じような効果を得られます。
ただし、油分が男性の基礎化粧品よりも多く含まれているので、オイリー肌の人はオイルフリーを探すか、メンズスキンケア化粧品を使ってください。
同じ基礎化粧品は継続すべき?
肌は新陳代謝によって、古い角質が剥がれ落ち、新しく生まれ変わるサイクルを繰り返しています。ターンオーバーは28日周期といわれていますが、年齢が高くなると周期がどんどん長くなります。
ニキビや肌荒れ以外で、肌の調子を定着させるのであれば、肌のターンオーバーを3ヵ月間は繰り返す必要があります。
3ヵ月間使っても改善されない、または変化を感じないのであれば、基礎化粧品を替える必要があるでしょう。
オーガニック化粧品は肌に良い?
オーガニック化粧品とは、有機栽培した植物から摂れる成分のみを使った化粧品と定義されています。これだけを聞くと、肌にとても良い化粧品のように思えますが、メリットだけでなくデメリットもあります。
植物由来の天然成分の中には、刺激やアレルギー物質を含むことも多く、敏感肌や乾燥肌には刺激になる場合もあります。
必ずしも、すべての人の肌に合うものではないので、敏感肌の人やアレルギー体質の人は十分に注意してください。
乾燥肌にオールインワンは不向き?
1つでスキンケアが完了するので、忙しい人には非常に便利なオールインワンですが、肌質によっては不向きな化粧品です。
オールインワンに向いているのは乾燥肌で、オールインワンで保湿が不足していると感じれば美容液やクリームをプラスしてケアができます。
ところが、オイリー肌や混合肌の人は、その時のコンディションによって基礎化粧品の足し算や引き算が必要になります。
オイリー肌の人は、保湿成分がたっぷりと入った化粧水だけで十分な時もありますし、混合肌の人は部分的に油分は押さえた方がいい時もあるからです。
乾燥肌だからオールインワンが向いていないのではなく、保湿成分が十分に含まれている化粧品を選んで使うことが重要です。
乾燥肌に美容液やクリームは必要ですか?
乾燥肌とはいっても1年中、肌がカサカサしているわけではありません。必ずしも美容液やクリームが必要なわけでなく、肌サインが出た時に使うのが良いでしょう。
皮脂が多くべたつきが気になる人はビタミンC誘導体が配合されているものを、乾燥肌の人はセラミド配合のクリームで保湿力アップを目指してください。
生活習慣で肌は変えられる
肌を健やかに保つためには正しいスキンケアはもちろんですが、生活習慣や食事などのケアも必要です。
体の内側、外側から肌を美しくしていきましょう。
体の中からスキンケア
健康な肌を保つには、肌のターンオーバーが正常に働いていることが求められます。バランスの良い食事は体内環境を整えて、肌にも良い影響を与えます。
「肌に良い食事」ではなく、自分が健康でいられるために、バランスのよい食事を心がけましょう。
生活習慣の見直しで肌は変わる
肌の調子は生活習慣の乱れが出やすく、非常にわかりやすいものです。睡眠不足やストレスで活性酸素が体内に増えると、シミやシワなどのエイジングサインに繋がります。
適度な運動習慣と良質な睡眠をできるだけ取ること、また無理なダイエットや糖質制限でストレスを溜めないように、自分の生活リズムを安定させましょう。
カフェインや脂質の摂りすぎは、肌に悪いだけでなく生活習慣病にも繋がります。喫煙も含め、できるだけ控えてください。
正しいスキンケアでべたつきのない肌を手に入れよう
今回は、メンズスキンケアの基礎知識、化粧品の使い方などを紹介しました。
メンズスキンケアはシンプルステップですが、使い方次第ではその効果を高めることができます。
これからスキンケアを始める人は、男性には保湿が重要であることをしっかり頭に入れていただき、毎日のスキンケアで清潔感のある健康な肌を目指してください。
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